変わるもの、変わらないもの

2020年が始まりました。
干支では庚(かのえ)の子という年です。
十干の庚というのは植物の生長が止まって新たな形に変化しようとする状態で庚は更新の意味を持ち、物事が変わっていくことを表しています。
そして十二支の子は、完了の「了」とはじまりの「一」を意味し、終わりと新たな始まりを意味します。

2020年は日本ではオリンピックが開催されますが、水面下では色々な環境の変化が予想されます。
香港のデモ、北朝鮮のミサイル、米中貿易摩擦、5Gなど私たちを取り巻く環境の変化は大きなパラダイムシフトを起こすかもしれません。

60年前の1960年も庚子の年でした。
この年に日米安全保障条約は締結され、所得倍増計画によって、その後の10年で日本は高度経済成長期に突入していきました。

420年前の1600年も庚子でした。
この年は関ケ原の戦いがあり、その後260年続く徳川時代の幕開けとも言える年となりました。

2020年新たな時代に突入していくのでしょうか。

俳句の世界の言葉に、不易流行というものがあります。
変わらないもの「不易」とその時々のトレンドに合わせて変わっていく「流行」その一対によって、変わりながらも永遠に時代は続いていく。

どんな時代であったとしても、その日その日を精一杯生きていきながら時間を紡いでいく。
昔の人々がそうであったように、環境がどう変わっていっても変化に恐れることなく進んでいきたいと思います。