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ブラタモリもびっくり 神社の裏側にあるもの 岡山編

有名な神社の周りには色々な興味深いものがあります。
11月30日にNHK『ブラタモリ』岡山編でタモリさんが訪れた地域最大級の吉備津神社の裏側にも色々、その設立にまつわる言い伝えを感じることができます。

吉備津神社の祭神は桃太郎のモデルとなった吉備津彦です。
吉備津彦は天皇の皇子ということで、鬼退治と称して、吉備の国を征服しに来てそのまま土着化して王になった人です。

吉備津神社の裏手には吉備津彦が征服する前からの土着の神様である建日方別命を祭った岩山宮があります。


もともとこのエリアは吉備の中山という吉備の地域で最も聖なる山の麓で、この岩山宮は麓の里宮にあたる祭祀場でした。
150mくらいの小高い山頂には岩山宮の奥宮にあたる磐座があり、古代吉備の祭祀場があります。

そういう聖なる場所に吉備津神社が建てられています。
吉備津神社は天皇家の威光を吉備地域に知らしめるべく建てられた神社でした。
吉備の中山の南側、海を見渡せるところに吉備津彦の墓と言われている古墳もしっかり作られています。
多分桃太郎に降参した後、鬼達は桃太郎吉備津彦の墓を山の上に作らされたのでしょう。

吉備の王温羅(ウラ)は首をはねられ、吉備津彦の手下となって、鳴釜神事という釜を焚いて、温羅に見立てた湯気の音が鳴るかどうかで物事の吉凶を占いをする役目を担うようになりました。

私も実際にやりましたが、吉の場合は本当に「ウラ」が「鳴る」んです。
ウラがナル、ウラナリ、ウラナイ。
この鳴釜神事とうらない。音が一緒なのは偶然でしょうか。

ブラタモリで紹介された鬼ヶ島のモデルとなった鬼ノ城やアナと雪の女王2に出てきそうなストーンサークル楯築遺跡もあります。
古代ロマンに興味がありましたら岡山に足を運んでみてください。

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