陰極まって陽に生ず 暦の上での運気の切り替え日

12月になりました。
英語では12月のことをDecemberといいます。
この語源はラテン語で10番目という意味のdecemから来ていて当時3月から始まっていたローマ暦で10番目の月の意味です。
それ以上の意味は残念ながらありません。

今世界で使われている暦はグレゴリオ暦という太陽暦で、現代では当たり前と思われる考え方ですが、日本では明治6年からこの太陽暦を使っています。

それ以前は1か月の月の長さ29.3日を基準に29日の月と30日の月を交互に12か月計算し、余りを閏月を入れて1年を調整する太陽太陰暦を使っていました。

太陽太陰暦には面白い特徴があります。
それは時間、そして季節は循環するという考え方です。

まず、毎日を干支、十干十二支で表します。
十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十種類
十二支は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
60日で1巡します。それを3回繰り返して180日で一区切り。

1年360日を2つに分け
冬至→夏至  の時期は陰から陽の気が生じていく時期
夏至→冬至  の時期は陽から陰の気が生じていく時期 と考えられていました。
易の考え方に「陰極まって陽に生ず」という考え方があります。
冬が去り春が来るように、気も陰から陽に変わり
夏が終わり空きが来るように、陽から陰に変わっていきます。

そして暦を読む上で、60日周期で十干十二支の最初の日である甲子の日が冬至、夏至の近い日に気を切り替える日にしようと決めています。

2019年の冬至に一番近い甲子の日は2019年11月23日でした。
2020年の6月に向かって陽の気が芽吹いてきています。
みなさんはいかがでしょうか?