冬至と一陽来復
12月22日は冬至です。
北半球で1年で最も日の出から日の入りまでの時間が短い日で今年は
6:47に日の出、16:32に日の入り と昼の時間が10時間を切ります。
古代の人々は夜が14時間以上となるとこのまま世界が真っ暗になってしまうことを恐れ、お祈りをしていました。
そのためか冬至を1年の始まりとして暦を作り活用してきました。
東京都早稲田にある穴八幡宮で冬至から節分まで一陽来復御守りというものを販売しています。
一陽来復の意味ですが、中国の易で地雷復というものがあります。
真っ暗闇から一筋の光が生まれる、これ以上悪くならない、事態は好転していく
というような意味です。
日中が最も短い冬至にこの意味を当てはめ、お金の融通がうまくいく願いを込めた一陽来復御守りになりました。
江戸時代から人気の御守りです。
さて、日本の古来からの風習で厄年という考え方があり前後3年は厄払いしましょう、
新しいことは控えましょうというような謂れがあります。
今年厄年だった人も、そろそろ一陽来復。
真っ暗闇から一筋の光が生まれる、これ以上悪くならない、事態は好転していく
状態に差し掛かっているのではないでしょうか。
四緑土星の1942年,1951年,1960年,1969年,1978年,1987年,1996年生まれの方も来年からは5年の好運期が巡ってきます。
色々新しいことの準備を始めてみてはいかがでしょうか。
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