産土神と出会う

さて、先日ご紹介した、岡山吉備津神社の裏手にある岩山宮というお宮。
私は全国数多く神社を参拝しましたが、最近はじめて知りました。岡山出身なのに。

土着の神様と言われている建日方別命(たけひかたわけのみこと)。
祭神としてあまりお目にかかったことがないので、どういう神様か調べてみました。

出自は日本神話のイザナギ神、イザナミ神の国生みの話までさかのぼります。
イザナギ神、イザナミが結婚して、淡路島をはじめ、本州、九州、四国、など大八島を生みました。
その次に産んだ瀬戸内海、東シナ海の島々の最初に生まれた吉備児島の神格化した存在が建日方別命でした。

児島は江戸時代に干拓されるまで島でしたが、今は本州と陸続きの半島です。
小さい頃から児島の山を見て育ち、高校も吉備津神社の近くの高校に通っていたにも関わらず、
全く地元の神様の話には興味を持たなかった自分が少し恥ずかしくなりました。

こちらが関心を持っても持たなくても日本神話の初めの頃より、
何千年も吉備の地域の産土神である建日方別命は見守ってくれたのだなぁと岩山宮を拝見して実感しました。

日本神話は今の時代まで連なる壮大なる物語なのだと小さなお宮を見ていて感じています。

皆さんもお正月にご実家に帰ることがありましたら、
ご自身の地域の産土神がどなたか、ルーツを探す旅をしてみてはいかがでしょうか。